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ロックの部屋

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シラ・ブラック

『BEST』
CILLA BLACK
【CILLA BLACK】はシーラ・ブラックと読むのではなくて、シラ・ブラックと読むそうです。シラなかった!?(笑)

シラ・ブラックの事を知ったのは、確かビートルズのアンソロジーのビデオの中で、ジョージ・マーチンが彼女の事を話していたからです。リバプール出身であったことから、ビートルズとともに、歌手としてプロデュースしていたようです。偶然にも彼女のアルバムをHMVで見つけました。そこには、ジョージ・マーチンと二人で写っていた写真がありました。何枚かあったうちの一番安かったベスト盤を試し買いしました。500円だったか600円位だと思いました。外してもこの安さだったらいいかなと思ったし……

それで、アルバムのほうはオリジナルで14曲入りです。さらにボーナストラックが11曲追加されています。このうちジョージ・マーチンがプロデュースしているのは17曲です。

オリジナルの方は、いかにも60年代前期のポップスで歌い方はオバサンぽくて、最初聴いた時は、さすがについていけない感じでした。それからこのCDはほったらかしていました。

ところが、今日ボーナストラックの方を聴いてみてビックリ。まるでオリビア・ニュートン・ジョンのように可愛らしいのです。音もより洗練されてきてなめらかになっています。オリジナルトラックの曲は1963年から1968年までの曲でボーナストラックの方の曲は1969年から1977年です。女性は歳をとった方が色気も可愛らしさも出てくるのでしょうか。それとも歌唱力が上がったということなのかな。

いずれにしても、ボーナストラックの方はとても気に入ってしまいました。となると、もう一度オリジナルトラックを聴いてみたくなります。するとまた違った感じに聴こえてしまうから不思議です。こちらも良くなってしまいました。(笑)

レノン・マッカートニーの曲が3曲あります。それから「YOU’VE LOST THAT LOVIN’ FEELIN’」もありました。これはダリル・ホール&ジョン・オーツがカバーしていてヒットしていますね。特に気に入った曲は「I ONLY LIVE TO LOVE YOU」と「I’LL HAVE TO SAY I  LOVE YOU IN A SONG」です。後者の曲はどこかで聴いたことがあります。もしかして、オリビア・ニュートン・ジョンが歌っていなかっただろうか。

シラ・ブラックに関しては、面白い(?)話が二つあります。

1つは、《シラ・ブラック邸に謎の強盗侵入事件》
シラ・ブラック邸に強盗が侵入し、深夜玄関を叩く音があり応対した息子の一人が、目と口だけが開いた帽子をかぶった男にバールで叩きのめされたという。警察はこの事件のすぐ後操作を開始、ヘリコプターや警察犬まで出動させたが犯人の足取りはつかめなかったという。しかし、シラ・ブラック邸は警備が厳重でありどうやって玄関までたどり着けたのか、またどのようにして逃亡したのか謎が深いという。
[ここで推理。シラ・ブラックには3人の息子がいて、そのうちの1人の息子が犯人だったのではないか。何か兄弟間で問題があったとか。]

もう1つは《シラ・ブラック、名物番組『ブラインド・デート』の司会降板を電撃宣言》
20年続いていたお見合い番組の司会を務めていて、看板的存在だったシラ・ブラック。しかし、視聴率の低迷などでTV局は新しい司会者を立てることを画策していたという。何の説明もなく誠意のかけらもなかったTV局にたいしてシラ・ブラックは非難。番組降板を決意した。

そういえば、日本にも『バンチ・デ・デート』なんて西川潔と桂三枝司会の番組ありましたね。「ごたいめ~ん」なんてカーテンが開く奴。私は毎週見ていましたよ。(笑)
『プロポーズ大作戦』も見ていたなぁ。

話がそれましたが、シラ・ブラックのこのアルバムはとても良かったです。

上の二つの話の詳細はこちらで読むことができます。↓

http://www.japanjournals.com/dailynews/030818/news030818_3.html
http://www.japan-journals.co.uk/dailynews/030106/news030106_2.html



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